About me & aims
ごあいさつと目的
私自身について、インテリアコーディネーターにキャリアチェンジを決意した経緯を少し紹介させてください。
27歳まで東京と埼玉で育ちました。その後2015年に夢実現のためノルウェーへ行き、2020年に縁あって福岡県に移住。現在は糸島市にこだわりのマイホームを建て家族3人でグリーンに囲まれた快適田舎ライフを過ごしております。ただ、日本の夏は蒸し暑く息ができません!溶けます!コロナが落ち着いたら夏の間はノルウェーへ避暑します…
国連UNHCRの長であった緒方貞子さんに学生時代から憧れて、国際協力という夢に向かってイギリスへ学部留学をしたり語学の勉強を闇雲に励みました。就職活動で2度目の挫折を経験しましたが、国際協力の夢に近づけるよう転職でODA商社に何とかこぎ着け、そこで国内外折衝の仕事にがむしゃらに励んでいるときに現在のルウェー人の夫と出会いました。そして夫の生まれ故郷の田舎町Åndalsnes(オンダルスネス市)がシリア難民を受け入れるという情報を得て、ワーキングホリデービザでノルウェーに渡りました。そこでまずノルウェー語をマスターした後、市の難民支援サービスワーカーのアシスタントとしてエリトリアやシリア、イラク難民の生活サポートをしたり、自宅の一部を自分で計画・デザインしてリノベーションしたゲストハウスの清掃の仕事を難民や外国籍女性に任せることで経済的自立の援助をしたり、輸入インテリア雑貨のオンラインショップを始めたりしました。
インテリアコーディネーターという仕事を知ったのもこの時が初めてでした。日曜大工が一般的なノルウェーで、築100年の200平米の中古マイホームを4年間エンドレスにDIYリフォームしていました。これが初めて、自分の好きなようにしていい空間を手に入れた経験でした。居室や窓枠・椅子にペンキを塗ったり壁紙を張ったり、床やアクセントタイルを張り替えたり、バーンドア・洗面台・フェンスを木材で作ったり、IKEAのキッチンを組み立てたり…。これが楽しくて仕方ありませんでした‼今まで感じたことがないようなドーパミンが脳内爆発しているような感覚でした(笑)。インテリアコーディネーターを知らなかった当初は大工になろうかと本気で考えました。
DIYリフォームを通してどんどん住空間が自分の理想通りになり快適になっていく中で、家族と家で過ごす時間が充実したり、キレイなキッチンでする料理が楽しくなったり、集中力が高まったり自分のメンタルがポジティブに変化することに気が付きました。デザインの巨匠北欧で売られているインテリアやキッチンツールなどの多くが機能性や美が追及されたデザインで、それらに囲まれているだけで幸せな気分でした。そして、インテリアはただ高級な物や好きなものを買って置けばいい訳ではなく、しっかりと思慮深く色・形・素材・大きさ・機能性を考えて合理的・理論的に配置すると素晴らしく素敵で快適な空間となって、これが人の精神に大いに影響する深い分野だと実感しました。これがきっかけでインテリア分野での資格を探し、インテリアコーディネーターに辿り着きました。家具からタオル掛けや小さなインテリア小物まで、どうして'それ'なのか、それを選ぶ意味や目的を理論的に考えて、自分の好き嫌いを押し殺し各インテリアスタイルに追求していくのが好きです。
幼少期は主に祖父母に育てられ、戦争の話や昔話、動物・虫に興味を持ち、虫を追いかけまわしたり、外遊びとシルバニアファミリーで遊ぶのが大好きでした。得意な科目は英語、体育、工作。そのためか趣味は、ガーデニングや家庭菜園、磯遊び・シーカヤック、ハイキングなど静かな自然の中でのアクティビティです。また世界遺産巡り旅行が趣味で、仕事とプライベートで訪れた国・都市は約25。好きな物:ダイアモンドチェア、ピーコックチェア / 動物、特に猫と羊 / 石
Aims|目標
色々と現実世界の闇を知ったり経験をして行く中で、自分にできることを個人レベルで行動することが一番効果的な変化につながると信じるようになりました。経済的に豊かとされる日本でも、貧困や孤児が存在します。大抵の場合、恵まれた環境に生まれて育った子どもが成功するような現在の教育・社会システムですが、社会的弱者と位置付けられるようなそういった子どもたちが暮らす養護施設や子ども食堂、そしてそういった人のために貢献されている人のワーキングエンバイロメントを整え快適にし、日々の生活に満たされた気持ちで生産性を高めてほしい、そのお手伝いがしたいという希望・目標があります。クラウドファンディングやこの考えに共感してくださる企業の力を借りて少しづつ実現させたいです。そして大きなことを言えば、災害時や難民キャンプでの住まい環境向上に携わるのが夢です。